20歳未満の飲酒は法律で禁止されております。

　20歳未満の飲酒防止の説明を国税庁では下記のように説明しております。

未成年者がお酒を飲んではいけない5つの理由
脳の機能を低下させるおそれがあります
肝臓をはじめとする臓器に障害を起こしやすくなります
性ホルモンに異常が起きるおそれがあります
アルコール依存症になりやすくなります
未成年者の飲酒を禁じる法律があります

しかしこれでは説明不足です。20歳未満の飲酒はだめ！！

って言われてもなんでさ！！

法律で決まってるからでは納得がいく説明ではありません。

アルコールを飲むとどうなるのか？

アルコールを飲むと脳などを中心に全身へ作用していきます。つまり酔っ払います。

脳機能は複雑ですが大まかに言うとアルコールは

外側（大脳辺縁系）から中心（脳幹）へ向かって順番に作用していきます。

外側　大脳辺縁系の役割は人間らしい判断を下す機能を持ってます。

ちょっと飲んだだけで

反射神経が鈍くなって判断能力がちょっと怪しくなります。←まだ酔っ払った自覚はないぐらいですがもう車の運転等はやめておいたほうが良い。

もう少し飲むと運動中枢を司る脳の中間に作用が及びます。運動機能が少しづつ麻痺します。←より判断能力があやふやになりろれつが回らなくなってきます。

更に飲むと思ったように体が動かずフラフラ状態。酩酊状態になります。運動機能の麻痺

そこからさらに飲むと、中心の脳幹部分に作用していきます。この部分は普段意識しないでも（寝ているときでも動いている機能）つまり呼吸を司る機能などです。ここが麻痺したら人は死亡します。

20歳未満の場合、体が完成されておらずアルコールへの耐性が低く段階を飛び越えて作用しやすいです。

ちょっと飲んだだけで急性アルコール中毒→死亡となりやすいのです。

周りよりも成長が早いし！体も大きいしもう大人だもん！！と思ったあなた

次に責任の問題があります。

20歳未満が飲酒した際に間違いを犯したら？誰が責任を取るのでしょうか？

そう多くの方は保護者です。保護者やその周りの他の大人です！！

20歳になると多くのことができるようになる代わりに多くの責任も負うことになります。

自分で責任が取れないので、誰かを犠牲にすることになります。（誰かが犯罪者として裁かれたり、大きな賠償金などを払う必要が出てくる）

自分で責任が取れない事はすべきではありません。

20歳未満の飲酒は絶対に駄目です。

そして、（20歳になってから）飲酒する事になったら次のことを守ってください。

　絶対に「一気飲みはダメです。」酔っ払った自覚がないまま死亡することがあります。

　無理に一気飲みをすすめられても脅されても断りましょう！

　最悪の場合はその場から無言で逃げ出しましょう。逃げるが勝ちです。

　はじめは、保護者と、経験豊富で信用のある大人（両親など）と一緒に飲んでください。

　きっと20歳のお祝いを喜んでお酒との付き合いを教えて下るはずです。

　もしそんな人が見当たらないなら、そしてよりお酒の素晴らしさを学ぶのでしたら

　オーセンティックなBARへ行ってみてください。20歳になったばかりのビギナーだと言えば