その他の原料

メインのハーブ
ほとんどのアブサンに使われる

 
ヒソップ:シソ科の小木
和名:ヤナギハッカ(柳薄荷)
英名:ヒソップ
学名:Hyssopus officinalis
花言葉:清潔さ
効能:気管支炎、呼吸器系の疾患に効果
推測使用部位:葉・茎・花
備考:マルビインという苦味成分が風邪、気管支炎など呼吸器系の疾患に効果があり古くから民間医療に用いられた。

 
メリッサ・レモンパーム:シソ科の多年草
和名:セイヨウヤマハッカ
英名:レモンバーム、メリッサ
学名:Melissa officinalis
花言葉:思いやり
効能:若返り、脳の活性化、神経性消化不良、疝痛、神経性疲労の解消、抗ストレス、抗ウィルスやアレルギー、生理不順
推測使用部位:葉・茎
備考:


 よく使われるハーブ
使わないブランドもある


アニス:セリ科の一年草
和名:アニス
英名:アニス(Anise)
学名:Pimpinella anisum
花言葉:力
効能:種子には消化促進、整腸効果、去痰作用、弛緩作用があり気管支系の疾患を鎮める作用、一部の女性ホルモンと同様の働きを持つ
成分が含まれており産後の身体のバランスをとる効果・精油にはノミやダニの忌避性
推測使用部位:乾燥種子(アニスシード)、若葉、茎根
備考:アブサンにとってニガヨモギの次に重要視される。アブサンが禁止になった際、アニス系リキュールとして代用された事からも裏
付けられている。
アンゼリカ:
和名:ヨロイグサ、ヨーロッパトウキ、西洋当帰
英名:アンゼリカ(Angerilica)
学名:Angerilica archangelica
花言葉:インスピレーション
効能:冷え性、消化不良 、貧血、抗菌性、抗微生物作用、鎮痛作用(腹、生理)、去痰薬、発汗作用、月経の開始を緩やかにする
推測使用部位:根・茎・種子
備考:各種生理活性物質を含む(ピネン:抗微生物作用・去痰作用、ウンベリフェロン:抗真菌物質)
写真:右はドライハーブ
フェンネル:セリ科の多年草
和名:ウイキョウ(茴香)
英名:スイートファンネル(Sweet Fennel)
学名:Foeniculum vulgare
花言葉:精神の強さ
効能:食欲増進、利尿、健胃、消化促進、駆虫、肥満防止作用、殺菌作用もあり洗眼やうがい薬、母乳の出をよくし、肝臓障害を改善
推測使用部位:全草
備考:アネトール、フェンコンなどの生理活性物質を含む、アネトールは風邪薬や頭痛薬にも使われている
スターアニス:シキミ科(モクレン科)小木
和名:トウシキミ、ダイウイキョ(大茴香)、ハッカク(八角茴香)
英名:スターアニス(Star Anise)
学名:Illicium verum
花言葉:
効能:
推測使用部位:乾燥種子
備考:モクレン科やシキミ科両方表記されるが学名が変わらないので同種の植物
 


(写真:上オランダ・下イタリアン)
パセリ:セリ科の二年草
和名:パセリ:オランダパセリ、イタリアンパセリ
英名:パセリ(parsley)
学名:オランダセリPetroselium sativum:イタリアンパセリPetroseilinium crispum
花言葉:お祭り気分・勝利・祝祭・愉快な気持ち・死の前兆・不和
効能:ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム等を多く含有しており、動脈硬化や、かぜ、貧血、食欲増進な
どにも効く
推測使用部位:葉、茎
備考:単にパセリとしか書かれていないため詳細は不明だが、オランダパセリ(普通のパセリ)かイタリアンパセリの可能性が高い。
コリアンダー:セリ科の一年草
和名:コエンドロ
英名:コリアンダー(coriander)
学名:Coriandrum sativum
花言葉:隠された美しさ
効能:駆虫作用、健胃作、刺激作用、鎮痛・鎮静作用があり、消化困難、食欲不振神経疲労、偏頭痛に効果
推測使用部位:種子(コリアンダーシード)完熟種子、新鮮な若葉
備考:昔は種子に軽い麻酔作用があることから催淫作用があるとされていた。
カモミール:キク科の1〜2年草
和名:カミツレ
英名:カモミール(Chamomile)
学名:Matricaria Chamomile
花言葉:逆境におけるエネルギー、従順
効能:消化不良、鎮痛、鎮静、解熱、発汗、抗炎症、強壮、防腐、駆虫、風邪や疲れ気味の時、気分のいらだちや不眠症、リウマチ痛や
筋肉痛、整胃・食欲増進とその効果は多種多様
推測使用部位:花
備考:ジャーマン(ドイツ)カモミールとローマンカモミールの2種類がありどちらかの表記はない。アズレンが含まれ抗菌作用が強い

ベロニカ:ゴマノハクサ科
和名:クワガタソウ
英名:スピードウェル、バードアイ(speedwell, bird's-eye)
学名:Veronica L.
花言葉:堅固・女性の貞節・神聖・清らか
効能:
推測使用部位:茎や葉
備考:種類が多く日本には約20種類も栽培されているがどうやらコモン・スピードウェル(薬用ベロニカ)が該当するようだ。

 
オレガノ:シソ科の多年草
和名:ハナハッカ(花薄荷)
英名:オレガノ(Oregano)
学名:Origanum vulgare
花言葉:財産
効能:殺菌作用、鎮静作用の他、咳や頭痛・食欲増進作用、消化促進作用
推測使用部位:全草
備考:成分はカルバクロールが70%、チモール25%
カラマス:里芋科
和名:菖蒲(ショウブ)
英名:カラマス(calamus)
学名:Acorus calamus var. angustatus
花言葉:「優しい心」「忍耐」「あなたを信じます」
効能:鎮静、嗄声、消化不良、利尿
推測使用部位:根・茎
備考:カラマスルート=漢方では菖蒲根、ハーブ名ではカラマスルート


ビターアーモンド
和名:苦扁桃仁
英名:Bitter almond
学名:Prunus amygdalus var. amara
花言葉:希望、(実)軽率
効能:
推測使用部位:オイル
備考:ビターアーモンドにはアミグダリンという青酸配糖体が含まれて有毒、オイルとして抽出後に使用されていると推測される。

シナモン
和名:肉桂、ニッキ、ニッケイ
英名:cinnamon
学名:Cinnamomum zeylanicum
花言葉:清純・純潔・清浄
効能:消化促進作用、血行促進作用、強壮作用下痢、風邪、関節炎、生理痛
推測使用部位:樹皮
備考:セイロン産が高品質。日本ではシナモン、カシア(シナニッキ)、ニッキ(ジャパン・シナモン)を総称してシナモンとして余り区別されていないが多分、アブサンに使われているのはセイロン・シナモンのこと。



クローヴ:フトモモ科の常緑高木
和名:丁子(チョウジ)
英名:clove
学名:Eugenia caryophyllus
花言葉:片思い
効能:鎮痛効果、消毒効果、消化促進
推測使用部位:つぼみ
備考:

胡椒
和名:胡椒(こしょう):コショウ科のつる性多年草
英名:ペッパー
学名:Piper nigrum L
花言葉:熱中、熱狂
効能:消化促進、解熱、鎮痛、砒素の解毒、マラリア性熱(キニーネとの併用)
推測使用部位:種子
備考:

ローズマリー:シソ科常緑小低木
和名:マンネンロウ、マンルソウ、メイテツコウ
英名:Rosemary
学名:Rosmarinus officinalis
花言葉:記憶・思い出
効能:覚醒作用、血液循環促進作用、血管壁強化作用
推測使用部位:葉、茎
備考:

イラクサ
和名:西洋イラクサ
英名:Nettle(ネトル)
学名:Urtica dioica
花言葉:根拠のない噂
効能:アレルギー改善、リュウマチ、利尿作用・強壮作用・浄血作用・造血作用・花粉症・にきびの緩和・肝炎・脱毛症・肥満の改
推測使用部位:葉1
備考:

レモン
和名:檸檬
英名:Limon(レモン)
学名:Citrus limon
花言葉:熱意・誠実な愛
効能:便秘改善、食欲増進、解熱、覚醒作用
推測使用部位:果実の皮
備考:


オイルで使用
どれも使用量や含有量の規制を受けたことがあるオイル類。

ニガヨモギ・オイル
ニガヨモギの項を参照

ケント・エッセンス
なぞのオイル、オレガノの別名がケントビューティーだが・・
オレガノオイルか?

キャラウェイオイル
和名:姫ウイキョウ
英名:Caraway
学名:Carum carvi
花言葉:迷わぬ愛
効能:消化促進、悪心
推測使用部位:オイルとして使用
備考:

タンジーオイル
タンジー・キク科の多年草
和名:ヨモギギク、ゴールデンボタン
英名:Tansy
学名:Tanacetum vulgare
花言葉:挑戦
効能:殺菌消毒、防虫効果
推測使用部位:タンジーオイルとして使用
備考:タンジー単体は有毒、添加量が規制されたことがある

 
資料で見つけたが分からないもの

パディアン:シキミ科
和名:
英名:
学名:Illicium ?
花言葉:
効能:
推測使用部位:
備考:インドの香辛料らしい、美味しんぼにその名前が出てくるが詳細は不明また(シキミ)と書かれているが(Illicium anisatum Linneaeus)がかなりの有毒植物であるのでシキミでは無い模様。また、トウシキミはスターアニスIllicium verumのことで、パディアン=スターアニスとも考えられる。追加調査中


パーム・ミント:シソ科?
和名:
英名:
学名:
花言葉:
効能:
推測使用部位:葉・茎
備考:どのミントを指すか現在調査中、レモンバームのことか?