蒸留器は同じ建物の裏にあり、意外なくらい小さ部屋で作られている。
蒸留後、このタンクで一週間寝かせる。
密造時代の小部屋、こんな秘密部屋でこっそり飲んだそうです。
ブラックミント社の社名の由来はブラックミントのシロップを作っていたからで1960年から作り始め1989年にキュブラー氏が新しい会社を立ち上げた。スイス国内流通の70%はブラックミント社のアブサン・キュブラーで53%と45%の2バージョンを作っている。両者の違いは加水具合の違いのみ。
なぜこの度数なのかは、複数テイスティングを繰り返した結果最も香りと味が良かったのが53%と45%だったからとのこと、日本向けの10ppm品は、原料のニガヨモギのツジョン濃度を測り低い、ものを厳選し、ニガヨモギの量を調節して作っている。アブサン以外にもミントシロップやキルッシュ(サクランボウのリキュール)、各種ハーブリキュールを作っている。また、酒屋さんも兼業している。ちなみにキュブラー氏を含めて3人で生産している。
キュブラー氏はパリへ出張中でした。残念。
スペイン編
スペイン・テイチィン社
フランス・ポンタリエ編
エミル・ペルノー社
Francois Guy社